1967年製の ES125DC。真正面からのショットでは通常の125との違いが分かりませんが、この時期の125はシンラインではなく、通常の厚みがあるサイドが特徴で、2PU+カッタウェイの仕様は、比較的レアのようです。製造も4年程度であったようです。チョイカジュアルな175、といったところでしょうか。とても洒落た一本です。
個体はハードなウェザーチェッキングが全体に強くみられ、ヴィンテージらしい貫禄のあるルックとなっています。
またボディ・サイド6弦側は、塗膜を完全に失った箇所が大きくあり、部分的に割れのような黒い筋が見えます。合板なので、貫通はしていないようですが、少々気になる部分です。反対側1弦側ネックブロック部分にはストラップピンの取付痕があります。
演奏にあまり支障はありませんが、オリジナルのフレットはかなり低くなっており、弾き方によっては12フレット付近の音詰まりが出やすくなってしまいがちですが、オリジナル・フレットという事で、現状販売とさせていただきます。それと引替えに手に入るこの機種ならではのトーンは堪らなく魅力的なものがあります。
オリジナルと思われるチップボードのケース付属。ご委託品。
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