Gibson “ES-350TDN”。ESホロウボディモデルの中位器種として1947年にラインナップされた”ES-350”の後継機種として、1955年にシンボディ・ホロウモデルとしてデザイン変更され1963年まで製造されました。シン・ボディモデルになった際にショートスケール&ナロウストリングピッチへと仕様変更され、差し詰め”Byrdland”のラミネイトトップ版としての認識で知られます。またチャック・ベリーが愛用したことでも広く知られるモデルです。本器は、フローレンタインカッタウェイに変更になった後の”ES-350TDN”。ナチュラルカラーに浮き出るフィギュアド杢が色気抜群のブロンド1962年製Vintage品。全面に浮かぶ縮み杢が美事なゴージャスなラミネイトメイプルを用いたホロウボディ。ブロンドカラーならではのたまらない色気です。セルロイドバインディングのメイプル2pcsネックにハカランダ指板、MOPダブルパラレログラム指板インレイ、Gibsonロゴ&クラウンヘッドインレイ。薄手ながら安心感のあるグリップのネックシェイプを持つ本器。とても弾きやすく、馴染みがグッドです。ピックアップは、オリジナル”P.A.F"の”PU-490”ナロウピッチハムバッキングPUx2が搭載されています。アッセンブリーはもちろん、ABR-1ブリッジ、”ES-350T"刻印テイルピース、ベベルドプライピックガード、エスカッション、ゴールドリフレクターノブなど、パーツはオリジナルをストック。唯一、ペグのみ近年Kluson Deluxeに交換されていますが、経年により質感は伴っており良い印象です。ドライで分離が良く、それでいて艶やかで倍音の乗った素晴らしいサウンドの本器。強弱で出る特有の倍音は、フレーズに色気と表情をもたらしてくれます。オリジナルビンテージ、そしてオリジナルP.A.Fでしか得られないグッドフィールは、弾き出すと止まらなくなる極上サウンドです。フレットはしっかりと交換され残りもしっかりとあり、ネックコンディションもとても良好。ハイフレットまで音詰まりもなくスムースにプレイいただけます。傷も極々僅かのみで、ウェザーチェッキングも派手でなく上品な面持ちです。ネックヒール側面にストラップピン取付埋め痕が見られます。プレイにももちろんですが、このルックスはとても高い満足度をもたらしてくれるでしょう。オススメ度二重丸のコレクタブルビンテージです。オリジナルブラウンハードケース付属
Condition:EX+++
Top:Laminated Maple
Side:Laminated Maple
Back:Laminated Maple
Neck:Maple 2pcs
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:GIBSON ABR-1
Machine Heads:Kluson Deluxe/Changed
Fingerboard Inlay:Double Parallelogram/MOP
Pick up:PU490 “P.A.F”x2/Narrow Pitch
Nut width:42.9mm
Scale:596.9mm
Control:2Vol,2Tone,PU Selector
Weight:2.98kg
Case/ACC:Original Hard Case
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