"D-41"は1969年に製作が開始されたマーチン社の広報/研究家マイク・ロングワース氏がデザインしたモデル。"D-45"は高価で手が出ないという声に応える為に開発され、28と45の中間モデルとして、ゴージャス感を兼ね備えた独自の個性を魅せます。本器は1975年製のUSED品。縦横の素晴らしい密度のシトカスプルーストップ、端正で美しいローズウッドサイド&バック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、USAゴールドグローバーペグ、バーチカルヘッドロゴ(縦ロゴ)、ヘキサゴン指板インレイ、ソリッドアバロンロゼッタ&トリム、ラージローズウッドブリッジプレート、スクエアネックトラスロッド、ノンスキャロップドXブレイシング。ピックガードは同形の黒にリプレイスされていますが、上面より塗装も施されオリジナルと見紛う仕上がりです。芯が太く、重心がしっかりと乗った骨太なサウンド。エアーが弱めできらきらとした倍音が際立つサウンドは現行とは完全に一線を画すもので70sフォークにぴったりとハマります。この年代を弾かず、紆余曲折現行品を弾かれたフォーク世代の方は納得のいくサウンドでしょう。同年の28よりも上品な倍音を程よく含み、45では感じられないパンチ感や重厚感を兼ね備えているのも魅力。整備のためナットサドルフレットなどの消耗部分はすべて交換済み、指板の15Ｆ以降に修正済みのラインクラックがありますが良く見ればわかる程度で使用には支障ありません。全体的なラッカーチェックは全体的に見られ、ひっかき傷や打痕なども見られますが大事にかつ綺麗に使用されてきたもので、上記以外の木部のクラックなどはなくとても良い顔をしています。ネックやボディのプレイコンディションも良好でとても素晴らしい弾き心地です。当時の生産規模はD-28の1/10未満、現在でも流通の少なくなっている'70s D-41。値段も高騰を見せています。
黒の汎用モールドケース付属。その他の詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。
Condition:EX+
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Hexagon(Abalone)
Rosette:Abalone
Binding:White&Abalone
Machine Heads:Grover/Gold
Pick Guard:Black
Pick up:none
Nut width:42.9mm
Scale:645.2mm
Case:Hard Case
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