伝統的なダブルカッタウェイシェイプを採用しているg7-STの新作は、当店では久しぶりとなる1954 Styleの一本となります
。
ボディーにはアッシュ2P、ネックと指板には1Pメイプルを採用しております。
こちらは王道の組み合わせではありますが、その一方で市場に最も多いモデルはアルダー+メイプル(及びローズ)ではないでしょうか。
このボディー材の違いはサウンド面でも非常に影響が大きく、大まかに以下のような特色がございます。
アルダーボディー :フワッとした中域が特徴で、倍音も一層豊かに感じられるでしょう。同時に歪ませた際には多少音が潰れやすい傾向にあり、故に良い意味では歪みの乗りやすさにもつながります。
アッシュボディー:スッキリとした中域と引き締まった低域。高域にはブライトさが際立ちます。歪ませた際にも輪郭が残りやすく、ピッキングタッチがしっかりと残る印象です。
もちろん各素材には個体差によるところも存在しており一概には言えませんが、主だった魅力はそれぞれにございます。
今回ご紹介しているモデルですが、一際輪郭やダイナミクスが際立っている印象があり、目の覚めるような抜け感と立ち上がりに驚かされます。
その上で逞しいボトムエンドも存在することで決して耳に痛い印象はなく、確かな音像として太いサウンドを出力してくれます。
トーンキャラクターとしましてもブライトさや枯れ感をしっかりと味わえながらも、適度な艶感、そして中高域辺りに存在する仄かなコンプ感のお陰で、スカスカで扱い辛いといった印象はありません。
レンジも広く、雰囲気たっぷりなヴィンテージトーンでありつつ、どこか艶っぽいリッチな感触も感じ取っていただけるのではないでしょうか。
上記のようなサウンド、反応を得る為にも本モデルでは「Type V Wiring」と「ブラスポスト」を採用しております。
Type V Wiringとは、ハンダ、配線材、コンデンサを標準とは異なるパーツで組み合わせるオプションです。
Type VのVはVintageのVを表しており、その名の通りヴィンテージライクな感触を求める方に一層お勧めのオプションです。
ペグをヴィンテージ同様ブラスポストとする事で、適度にリッチなサステインと太いダイナミクスが手に入ります。エイジングされたハードウェアパーツは場合によって音が枯れ過ぎてしまう傾向もありますが、ブラスポストと組み合わせる事で理想的なトーンバランスを実現します。
ネックグリップは三角や極太といった極端なキャラクターは避けており、やや太め程度のCシェイプを採用しております。
指板エッジの仕上げにも工夫が施され、握り込んだ際のストレスを驚く程軽減させる事に成功しております。
フレットは「背が高く幅が狭い」タイプのニッケルシルバー素材。
一般的なヴィンテージスタイルのフレットと比較するとかなり高めのフレットでありながら、ジャンボフレットのようなクセはなく、あらゆるお好み、ジャンルの方にお勧めのサイズを採用いたしました。
そして最後に本モデルの大きな魅力として圧巻のエイジングがございます。
通常のPerfect Agedを更にハードにしたエイジングを施しており、新品個体とはとても思えない長い歴史を感じさせてくれる仕上がりとなっております。
サウンド、プレイアビリティ、ルックスのいずれを取ってみても感動を味わっていただける最上級の一本として、是非お勧めさせていただきます。
Body : Ash2P
Neck : Hardrock Maple 1P
Grip : Custom Smooth C
Fingerboard : Hardrock Maple 1P / 300R / Dot
Fret : Jescar #55090NS / 21f
Nut : Bone
Machine Head : Gotoh SD91-05M-Brass Post
Pickups : g7-S-57
Control : g7-ST Circuit(R.Tone)
Option : Type V Wiring
Brides : g7 Custom Synchronized Tremolo
Pickguards : WHT 1P(Urethane Finish)
Color : 1954 2-Tone Sunburst / Lacquer
Finish : Perfect Aged
Weight : 3.54kg
Accessories : Tremolo Bar , Back Panel , Hard Case
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