1936年から1939年までの製造時期において生産数が僅少であった影響から、今なおヴィンテージ市場で高い人気を誇り、オリジナルの入手が難しい機種として知られているAdvanced Jumbo。J-45と同じくラウンドショルダーのボディを持ちながら、ワイドブレーシングと648mmのロングスケール仕様によって、ダイナミックでハリのあるパンチの効いたサウンドを出力します。
本器はなんと世界先行販売となる、ウルトラライト・エイジド・フィニッシュ採用モデルの「1936 Advanced Jumbo Ultra Light Aged」。マーフィー・ラボのシリーズとしてはまだオフィシャルで発表されていない商品です。
2023年11月に催されたGibsonモンタナ工場のファクトリーツアーに参加した日本ディーラーのみが先行して注文が出来たマーフィー・ラボの最新モデル。同じく先行入荷した「Murphy Lab 1936 J-35 Ultra Light Aged」と共に、世界に先駆けて日本市場が初登場となります。
これまでのMurphy Labシリーズにあった「Light Aged」は、弾きキズや塗装の剥がれ、打痕等のレリック加工が施されておりましたが、こちらの「Ultra Light Aged」はウェザーチェックのみでのエイジング。ギブソン・アコースティックのウルトラ・ライト・エイジドの方法論により、長年の使用による使用痕を加えることなく、既に数十年弾き込まれたヴィンテージギターのトーンを再現しております。
トップ材にはサーマリーエイジド加工を施したアディロンダック・レッド・スプルースを採用。当時と同じくスキャロップ・ブレーシングもニカワで接着されており、内部のXブレーシングも今より開いたワイドブレーシングを採用。ラウンドショルダー・ボディながらオープンでドンシャリなあのサウンドを見事に再現しており、ギブソン独特のジャキジャキ感と豊かな低音の箱鳴りを見事に共存させたモデルとなっております。
ネックは緩やかなソフトVで収まりが良く、ナット幅は現行のJ-45と同じ43.8mmを採用。ネックの厚みはハイポジションに向かっても厚みがあまり変わらないように現代的なアプローチでプロファイルされており、現代のプレイスタイルにも対応出来るよう工夫がなされております。
マーフィーラボ特有の硬めの塗装が非常にエッジの効いたサウンドで、ストロークした際のドンシャリ感はまさにヴィンテージトーン。ロングスケールのAJならではの立ち上がりの早さ、音の太さ、重厚なサウンドながら持ち合わせる軽快さなど、やはりマーフィーシリーズはスタンダードのシリーズとは一線を画す素晴らしい仕上がりとなっております。
ギブソンの新技術の詰まった世界先行販売モデル。その素晴らしいクオリティをぜひご体感ください。
Body Shape:Advanced Jumbo
Body Top:Thermally Aged Red Spruce
Back and Sides:Rosewood
Bracing:Traditional hand-scalloped Advanced X-bracing, red spruce braces with hide glue
Binding:Single-ply top, single-ply back
Finish:Thin Finish Nitrocellulose, VOS
Neck:Mahogany
Profile:Historic AJ
Scale Length:25.5" / 647.7mm
Fingerboard Material:Rosewood
Fingerboard Radius:12"
Number Of Frets:19
Frets:Standard
Nut Material:Bone
Nut Width:1.72" / 43.81mm
Inlays:Mother-of-pearl Diamonds and Arrows
Joint:Compound Dovetail Neck-to-body
Tuner Plating:Nickel
Bridge:Rectangle, open slot
Saddle Material:Bone
Tuning Machines:Waverly
Pickguard:AJ
Truss Rod Cover:Black
Bridge Pins:Bone
JAN:4570156003164
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