【Body】
・Body Shape:EDS-1275
・Body Material:1-Piece Solid Mahogany
・Finish:Nitrocellulose Lacquer
【Neck】
・Material:Solid Mahogany
・Profile:Slim C-Shape
・Scale Length:24.75" / 628.65mm
・Fingerboard Material:Indian Rosewood
・Fingerboard Radius:12"
・Number Of Frets:20
・Frets:Authentic Medium-Jumbo
・Nut Material:Corian
・Nut Width:1.69" / 42.85mm
・End of Board Width:2.24" / 56.89mm
・Inlays:Celluloid Split Parallelogram
【Hardware】
・Finish:Nickel
・Bridge:ABR-1
・Tailpiece:Nickel 6/12 1275
・Tuning Machines:Gibson Deluxe, Double Ring
・Pickguard:Black 5-Ply
・Truss Rod Cover:Molded Custom
・Control Knobs:Black Top Hats w/ Silver Inserts
・Switch Tip:Black
・Control Covers:Black
・Strap Buttons:Aluminum
・Mounting Rings:Black M69
・Pickup Covers:Nickel
【Electronics】
・Neck Pickup:Custombucker Alnico III (Unpotted)
・Bridge Pickup:Custombucker Alnico III (Unpotted)
・Controls:Switchcraft Toggle Switch - EDS-1275
・Pickup Selector:EDS-1275
【Miscellaneous】
・Strings:6 String - .010, .013, .017, .026, .036, .046; 12 String - .010, .014, .024, .009, .030, .012, .040, .018, .048, .0.28
・Case:Gibson Hard Shell Case
今回はEDS-1275に関するGibson.comによるアーカイヴ記事(2017年12月当時)をお届けします。昨今、”less is more” (より少ないものに集中すればそれをより多く生かせる)というミニマリストに見られるライフスタイルが多く聞かれますが、時には”more really is more”(より多くのものはより多くをもたらしてくれる)という考え方が妥当と思えることもあります。例えば、ギブソンEDS-1275から得られるものがそれにあたります。ラッシュの桁外れの名盤”A Farewell To Kings”の豪華な40周年記念アニヴァーサリー盤の再発に際し、アレックス・ライフスンのギブソンEDS-1275はスタジオでもライヴ会場でも大きな話題の的となっています。世界中のプログレッシヴロックファンは、全時代を通して最もアイコン的な存在のモデルのひとつであるEDS-1275を手にいれることを夢見るでしょう。但し、この点は見落とさないでください。EDS-1275は決してプログレ専用のギターではないのです。
ギブソンのダブルネックギター製造の歴史を紐解くと、実に1930年代まで遡ることになります。1937年製のESH-150が最初期の1本です。顕著なことは、そのギターは実際にギブソン史のなかで、最初のソリッドボディモデルだったのです。しかしながら、そのモデルは6弦/8弦仕様のマンドリンタイプのモデルだったため、一部のユーザー層への訴求に限定されていました。当時まだ1937年という時代背景では、まだロックンロールの黎明期の端緒も見えない頃だったのです。
1950年代後半に登場した、EDS-1275と名づけられた最初のモデルは、実際には、ホローボディ構造で削りだしのスプルースによるボディトップを擁し、サウンドホールは設けられていませんでした。(そのモデルは、6本の弦が張られたネックを2本擁し、片方はショートスケールとなっていて1オクターヴ高くチューニングされていました)“1275”というワードは12弦であることとは関連性はありません。6弦/12弦のタイプのEDS-1275が登場する前に、あらゆる変更や修正がなされてきました。今日我々の知るEDS-1275の仕様になるのは1962年のことです。こういった事情から、プレイヤーによってはクラシックなEDS-1275といえば“SG doubleneck”だと永遠に認識する方もでてくるでしょう。そのボディシェイプやオールマホガニーによるボディは、当時のギブソンギターの核であったエレクトリック・ソリッドボディギターのデザインをそのまま受け継いでいましたが、実のところ1275は今まで“SG”と呼ばれたことはありません。シングルカッタウェイ仕様のレスポールは、1963年当時生産されてさえいませんでした。しかしながら、その時以降、EDS-1275は次第に人びとの心の奥底に忍び込み、驚異的に映るギターとして認識されるようになったのです。
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