アメリカはカリフォルニア、美しいLaguna Beach沿いにあるKirk Sand(カーク・サンド)主宰、SAND GUITARS。サンド氏は誠に残念ながら2024年3月にこの世を去り、もう彼のギターが作られることはありません。
サンドギターと言えば、チェットはもちろん、トミー・エマニュエル、リチャード・スミス、ジョン・ノウルズ、アールクルー等にも愛用され、ギブソンのチェット・アトキンスモデルやゴダンの基ともなった、特に"エレガット"と呼ばれるギターの先駆者であり、その当時すでに究極とも言えるスタイルを構築したルシアーでした。日本に於いては小沢健二さんのアイコン的ギターで知られています。
年間の製作本数は極少で、そのほとんどはUSAへ顧客へ直接販売され、当店へは年間1本入荷できるかどうかという大変希少なブランドでした。
本器はブランドを代表する意匠、Fleur de Lis(フルール・ド・リス=ユリ紋章)を纏ったモデル、Custom Sand Guitar with Fleur de Lis。
トップ:スプルース
ボディ:ホンジュラスマホガニー1pボディ
ネック:ホンジュラスマホガニー(エボニー補強)
指板:エボニー
ブリッジ:ローズウッド
ペグ:シャーラー
その他:RMCピックアップ搭載、48mmナット幅、640mmスケール
本器は2019年にオーダーしたもので、あと少しで完成といったところで途絶えてしまったものを、サンド氏の仲間である複数のルシアーの力を借りついに完成した、紛れもなくKirk Sand氏が最後に手がけた逸品です。
1990年、Gibsonから発売されるチェット・アトキンスモデルのデザインを担当したKirk Sand。ハウリングを抑えた薄ボディのエレガットにして、生鳴り深みや低音のふくよかさを求めていたチェットの要望に応えるべく、このエレガット・モデルが完成いたしました。
ルーティングによる中空ボディに、伝統的なブレイシングを持つトップを組み合わせることでその2つを見事に叶え、チェットのみならず多くのプロギタリストに最高のエレガットとして愛用されています。
サウンドホールを持たない本器は、豊かな鳴りを感じつつもよりスッキリとしたキレのあるサウンドが特徴です。バンド編成ではこちらのモデルがより有利に働くでしょう。
約60mmの丸みのあるボディの抱え心地はとても心地よく、非常に軽量なボディは疲れを一切感じません。また、48mm幅ネックに640mmスケールによるほどよく柔らかいテンションは、プレイヤー目線で良く考えられた設計です。このボディバランス、演奏性、各弦のテンションバランスの良さは特筆ものです。
RMCピックアップのレスポンスも素晴らしく、コンサートホール、スタジオ録音問わず活躍してくれそうです。
知る人ぞ知る究極のエレガットブランドSand Guitar、メモリアルギターです。
Condition : Brand New
Top : Solid Spruce
Side & Back : Routed hollow Honduras Mahogany
Neck : Honduras Mahogany with Ebony
Finger Board : Ebony
Bridge : Rosewood
Bracing : Original Bracing
Back Construction : 1p
Neck Width At Nut : 48mm
Scale Length : 640mm
Tuning Machine : Schaller
Pick Up : RMC
Controls : Vol,Tone
Case : w/OHC
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楽器のさらなる詳細な写真は当店WEB にてご確認頂けます。
また楽器の下取・買い取りもご相談下さい。
ドルフィンギターズWEB サイトは下記
https://www.dolphin-gt.co.jp
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