衝撃のヒノキボディ。細かいパーツも個性抜群です。
檜/桧/ヒノキ/ひのき/日の木/Chamaecyparis obtusa。
古来より日本では建材などとして活用され、高度経済成長期には植林などでさらに勢力を拡大した、まさに日本人と共に歩む木材と言っても過言ではありません。
さて、そんな日本人には身近なヒノキですが、ギターでの採用はレアケースでしょう。
エレキギターでは一般的に広葉樹であるアッシュ、マホガニー、メイプルなどが採用され、針葉樹をトップ材に使用するアコースティックギターであってもスプルースやシダーなどでしょうか。
しかし、一般的に使われないからといってもギターにしてはいけないわけでもありません。
予想以上に良いギターとしてまとまりました。
ボディは前述のヒノキを贅沢に1Pで採用。
アッシュともメイプルとも違う独特の木目を呈し、シンプルなナチュラルカラーが映えます。
ノブもボディの端材から切り出したヒノキ製の特注品を装備。
さらにPGはBK3Pにローズウッドをラミネートした特製のものを装備。
より一層「木」を感じる外観となっています。
ネックは実用性を重視してシンプルなメイプルネック。
個性的なスペックと言っても、飾りではなく道具であることは忘れてはいけないでしょう。
指板は縞黒檀(Macarssar Ebony)を採用。
ローズウッドともエボニーとも違う、独特のうねりを持った木目が魅力的。
ドットインレイもボディやノブと同様にヒノキを採用しています。
ブリッジは標準スペックのGOTOH 510TS-SF1を採用。
一方ペグはFullsize ST標準のGOTOH SD91からGOTOH SG381に変更。
さらにそれに伴い、ペグボタンをエボニー製の物に換装し、ヘッド周りでも「木」を存分に感じる仕様となっています。
PUはInfiniteオリジナルのHybridシリーズからSSSで搭載。
Hybridの名の通りオールジャンルで活躍する汎用性の高さが魅力的。
全体的なサウンドとしては、PU由来のバランスの良さ、絶妙なコンプ感に加え、ヒノキが持つ独特の立ち上がりの速さと鋭すぎないアタックが相まってこれまた良バランス。
スペックの奇抜さの割には”普通”で使いやすい1本と言えます。
コントロールはFullsize ST標準の1ボリューム、1トーン、1ブレンダーの構成。
ダミーのトーンノブを取り付けてあるブレンダー回路を絞る方向に回していくと、フロントPU or リアPUにセンターPUをシリーズ(直列)でブレンド。
所謂ところの擬似ハムバッカーの効果を示します。
人と被らない個性的な1本をお求めの方。
木材感あふれる仕様がお好みの方。
お風呂好きの方。
お勧めです。
SPEC
Body : 檜 1P
Neck : Maple (Mid C)
Fingerboard : 縞黒檀 (Macassar Ebony) (10-14R)
Fret : Jescar 55090-SS
PU : Infinite Hybrid
Control : 1V, 1T, 1B, 5Way-Selector
Bridge : GOTOH 510TS-SF1
Tuner : GOTOH SG381
Finish : Top Lacquer
Weight : 3.4kg
※ピックガードのローズウッドは製造時や試奏時などに付着した小傷が見受けられる場合がありますが、特別な保護などは行っておりません。全体のエイジド加工と合わせてお楽しみください。
为了获得更好的访问体验
请点击右上角按钮
选择“在浏览器中打开”