一般的な認知ではメイプル1P指板は2TS。ローズ指板は3TSといったイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかしその過渡期にあたる1958年にはメイプル1P指板とその後の3TSという組み合わせの個体が存在しています。
本機はその過渡期スペックを意識し製作された、g7 Special内でもレアでマニアックな一本となります。
まずはウッドマテリアルから見てみましょう。
ボディーはアルダー2P。本機用に軽量で音響特性にも秀でた素材を選択しております。
ネックはハードロックメイプル1P。こちらもボディーに合わせたハンドセレクトマッチングを経て、最良の素材を選定しております。
抱えた際の重量バランス、そして鳴りの豊かさ双方を重要視し最適なマッチングを実現しました。
そんな極上の素材を彩るのは下地からのラッカー塗膜です。
カラーは先述しております3TSを採用しました。
1957年は2TS、1959年からは完全に3TSに移行しますが、メイプル1P+3TSという1958年の過渡期仕様である事が本機の持つ大きな特徴ではないでしょうか。
ありそうでなかなか少なかったスタイルを今回のモデルでは実現しています。
そして一番に目を奪われる迫力のエイジングフィニッシュ。
g7 Specialではリアリティーという部分に拘ったエイジングを得意としておりますが、本機もその魅力を存分に体感いただける仕上がりとなっております。
歴戦の跡を、楽器全体からひしひしと感じていただけるものと思います。デザイン目的に留まらない、圧巻の雰囲気をご覧ください。
サウンドの要であるピックアップにはg7 Special Pickupsのg7-S57を採用しました。
クリアでクリスピーなトーンが持ち味のピックアップで、本機のようなメイプル指板には特に良好な相性を実感いただけるものと思います。
優れた分離感と艶感もたっぷりなトップエンド。適度なコンプ感を持つブライトなサウンドが心地良く響きます。
アッセンブリーにはTypeV Wiringというオプションを加えております。
こちらは配線材、ハンダ、コンデンサを標準仕様と異なる組み合わせとしており、一際広いレンジ感と優れた抜け感、それでいてクリア過ぎずにパリッとした質感を持つ、そんな一層ヴィンテージライクなサウンドが期待できるオプションとなります。
更にポストにブラス素材を用いたペグを採用しております。
これによりヴィンテージスペックに近付くだけでなく、太く豊かな中低域が加わることで純粋に優れたトーンバランス形成への寄与も見逃せません。
そしてメイプル指板ならではの魅力とも言えますが、広いレンジ感と併せて特に優れたリニアな反応が挙げられます。
弾き手の感覚そのままに楽器が反応してくれるダイレクトフィールに溢れており、出音としての魅力は勿論なのですが「楽器を鳴らしている」「楽器のトーンをコントロールしている」という感触は、なかなか他モデルでは得るのは難しいと思います。
ギターとプレイヤーが一体となって表現をする、そんな感覚を存分にご堪能いただける一本に仕上がっております。
本機の持つコンセプトや見た目の仕上がりは勿論ですが、非常に軽量なバランスとブライトで骨太なサウンドを内包した一本です。
g7がお届けする最高峰の魅力を、本機を通じて是非ご堪能ください。
Body : Alder 2P
Neck : Hardrock Maple 1P
Grip : Custom Smooth C
Fingerboard : Hardrock Maple 1P / 300R / Dot
Fret : Medium Tall NS / 21f
Nut : Bone
Machine Head : Gotoh SD91-05M-Brass Post
Pickups : g7 Special Pickups g7-S57 set
Control : g7-ST Circuit(R.Tone) w/Type V Wiring
Brides : g7 Custom Synchronized Tremolo
Pickguards : WHT 1P(Urethane Finish)
Color : 1958 3TS / Lacquer
Finish : Perfect Aged
Weight : 3.27kg
Accessories : Tremolo Bar , Back Panel , Hard Case
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