Catalinbread Soft Focus Deluxeは、1台でシューゲイザートーンを作ることのできるオールインワンシューゲイザーペダルです。まさにシューゲイザーの最終形と言えるでしょう。
1989年ごろから92年ごろにかけて販売されたヤマハのハーフラックマルチエフェクター“FX500”。そこに収録される“Soft Focus”パッチは、Slowdiveのセカンド・アルバム“Souvlaki”など、90年代初期のシューゲイザーバンドに広く使用されました。
シューゲイザーとは、ミュージシャンがステージでペダルを見ながら演奏する様子から名付けられたジャンルです。ディストーション、ディレイ、コンプレッション、リバーブがサウンドの基本となりますが、シューゲイザーが生まれた当時はこれらのエフェクトが信頼できるストンプボックスがほとんど存在していませんでした。これらのサウンドが含まれていたのがFX500の“Soft Focus”パッチだったのです。
オリジナルモデルのサウンドの核心はマイルドなピッチシフトとコーラススタイルのモジュレーションを組み合わせたリバーブです。FX500にはリバーブの前後に軽いコンプレッションとディレイラインも含まれていました。Soft Focus Deluxeでは、このディレイラインも再現しました。FX500では調整ができなかったディレイラインのパラメータも設定可能になりました。
Soft Focus Deluxeには通常版には無かったディレイ機能を加え、6種類のプログラムのパラメータを制御できます。そして、ゲインを固定した倍音豊かなOpampドライブハイゲインディストーションをブレンドしてシューゲイザーのサウンドスケープやテクスチャを広く作ることができます。
ディストーションと空間系の接続を切り替えることができます。SERIESモードでは、ディストーションにはクリーンがブレンドされ、その後リバーブ・ディレイに出力されます。PARALLELモードでは、ディストーションとリバーブ・ディレイがパラレルミックスされます。
ディストーションはフットスイッチで個別にON/OFFすることができるので、リバーブ・ディレイのみ、またはディストーションのみで使うこともできます。
TAP/EXP端子からパラメータのリモートコントロールも可能となりました。エクスプレッションペダルやCB Tapで操作することができます。まさにシューゲイザートーンの全体をカバーするペダルの完成です。
●ご使用上の注意
・SERIES MODE:インプットプリアンプ後にMIDコントロールのドライシグナルを調整するため、ミックス時に音量が少し高くなることがあります。
・スイッチングポップ:エレキベースに対応できるよう、内部コンデンサの値を強化しています。そのため、しばらく電源を入れていない状態ではコンデンサが充電されるまでの間、スイッチング時にわずかなポップが出ることがあります。スイッチON/OFFを繰り返すことで解消します。
・インフィニットリバーブとバッファードバイパス
プログラム2ではほぼ無限大のリバーブに設定することができますが、Soft Focus DeluxeはバッファードバイパスでTailsがONになっているため、リバーブの響きを終了するためにノブのコントロールが必要となる場合があります。
●電源
センターマイナスDC9~18Vの電源に対応しています。120mA以上の電源をご使用ください。電池はお使いになれません。
18Vではドライシグナルのブーストとヘッドルームが広くなります。
●スペック
・バイパスモード:Tails(Trail)ON、バッファードバイパス
・電源:センターマイナスDC9-18Vアダプター、120mA
・インプットインピーダンス:1MΩ
・アウトプットインピーダンス:300Ω
お問い合わせ:03-3259-0031
※当商品は通信販売のみの取り扱いとなっています。店舗でのご確認、ご試奏は出来ませんので予めご了承下さい。
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