■ Cannonball(キャノンボール)
ブラックサックスのパイオニアであり、近代のモダンサックスに於ける最高峰ブランドである『Cannonball』
1996年にアメリカのユタ州ソルトレイクシティにて、互いにサックス奏者であるラウカット夫妻により誕生し、
自宅の一角を工房へと改築、サックスの命とも言えるネックの加工・カスタマイズを手掛ける事より端を発します。
そのブランド名には、現社長であるテヴィス・ラウカット氏が愛して止まない『キャノンボール・アダレイ』と、
本来の意味であり、力強く太いサウンドの象徴である『キャノンボール=大砲』の意味が込められております。
サウンドへの飽くなき欲求・プレイヤーとして培った経験・感覚を基に、幾度となく実験・研究を繰り返すうちに、
設計や機構の他にもパーツ一つの素材・加工・仕上げがサウンドの大きな変化に繋がる事を実証する事に成功。
独自の視点より考案した楽器は、瞬く間に多くのユーザーに高い評価を受け楽器製作工房として成功を治めます。
管体のアニーリング(焼き鈍し)や準宝石のキィボタン・ファットネックの開発など、これまでに多くの試みを行い、
現在ではモダンサックスブランドの雄として、日々探求を繰り返し最高峰の作品を世に生み出しております。
■ T5-HS "HotSpur"
現代のブラックサックスの代表ともいえる、キャノンボールサックス主力ラインナップ”BigBellStoneSeries”サテンシルバー/ブラックニッケルメッキの2トーン仕様モデル!
サテン系メッキの2トーンから成るボディとサウンドは圧倒的な存在感を放ち、その奏者を唯一無二の存在へと昇華させます。
管体仕上げには、特殊製法のブラッシュド加工(サテン)を施したサテンシルバーメッキ、ブラックニッケルメッキを採用しています。その加工により、特異な外観と乱反射した金属振動からなるザラつきながらもムードのあるサウンドがお楽しみいただけます。
シルバー系のメッキを仕様することにより、音に特有のまとまりと芯が生まれ、
深くムードがありながらも、はっきりとしたサウンドがお楽しみいただけます。
《仕様》
・調子:B♭
・シリーズ:BigBellStone Series
・管体素材:イエローブラス
・仕上(ベル・U字管):サテンシルバーメッキ
・仕上(キィ・インナーベル):シルバーメッキ
・仕上(2番管・スタンダードネック):サテンブラックニッケルメッキ
・ファットネック仕上:サテンシルバーメッキ
・準宝石:ピカソジャスパーグレイ
・彫刻:レーザー
■ 付属品
・純正ハードケース
・マウスピース
・リガチャー
・キャップ
・コルクグリス
・ストラップ
・クリーニングクロス
・保証書
■ スタッフコメント
ビックベルストーンシリーズ通常モデルの中で圧倒的存在感の1本!
ブラックニッケル系メッキの深さ・ムードあるサウンドにシルバー系メッキのはっきりとしたサウンド・芯がもたらされることによる抜群で絶妙なサウンドバランス!
吹き込み次第でバラードからキレキレのシーンまでお使いいただける表現力!
■ BigBellStone Series
多彩なラインナップを誇るキャノンボールサックスのフラッグシップシリーズ”ビックベルストーンシリーズ”は発表以来、各国のプロアーティスト~ビギナー層まで幅広い層からの支持を得て、モダンサックスのトップラインとして確固たる地位を獲得しました。
~最大の特徴”Fat Neck”~
スタンダードネックとともに標準付属されているのが、シリーズ最大の特徴であり、キャノンボールサックスの原点とも言える”ファットネック”です。
キャノンボール社発足前からテヴィス・ラウカット社長により行われていた、サックスネックの研究・改良の経験を活かし、ファットネックが誕生しました。
オクターブ機構をネック下部に設けることにより、スムーズな吹奏感と無駄のなく、自然な振動が生まれ、奏者に快適な吹奏感と自在な表現力をもたらします。
ファットネックの表面仕上げに関しては、各モデルで熟考と吟味が重ねられ、最良のサウンドバランスが取れるよう、組み合わせがされています。
~BigBell(大口径ベル)~
シリーズ名の通り、大口径のベルが採用され様々な音域下・ダイナミクス下でも最良の響きが得られ、力強く堂々とした心地よいサウンドがお楽しみいただけます。
~Semi-Precious Stone(準宝石)~
通常、貝や樹脂が用いられるキィボタンには準宝石が採用されています。
配置や大きさの試行が繰り返され、最良なサウンド・外観が得られるよう、
ネック、メインキィ、サイドキィ、キィガード(一部)の16箇所に配置されています。
キィカップにおける余剰な振動を取り除くとともに、各モデルの管体仕上げと合わせた色味の準宝石を搭載することで、見るものを惹きつける外観を誇っています。
~彫刻~
サテン系仕上げのモデルにはレーザー彫刻が施され、手掘り彫刻では表現しきれない繊細で豪華なデザインが施されています。
サテン系仕上げ以外のモデルには手掘り彫刻がなされています。表面仕上げ後に施される深く力強い彫は表面仕上げと露出した真鍮色が見事なコントラストを生み出し、豪華な外観となっています。
また、サテン系仕上・シグネチャーモデルを除くモデルにはカタログ式のプレミアム彫刻オーダーが可能となっており、高い彫刻技術と拘りが垣間見えます。
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