★M6E
新進気鋭ブランドとしてサックス界隈での確固たる地位を確立したキャノンボール社が送る『MioFlutes®』ブランド、
そのスタンダードとも言える頭部管銀製『M6E』は、同社の数多の楽器製作にて培った確かな技術と経験を基に、
随所に同社らしいユニーク且つ独自の設計・機構を盛り込んだ意欲的なシリーズです。
フルートの心臓部分には管体素材の基準であるAg92.5%スターリングシルバー材を採用する事で、
キャノンボールの特徴でもある煌びやかで芯のあるサウンド、銀材の伸びのある豊かな表現力を併せ持ちます。
そして、大きな特徴として頭部管の重要なパーツであるヘッドクラウンが2種類付属している事が挙げられます。
通常の銀製ヘッドキャップに加えて、チタニウム材に準宝石が埋め込まれた『Royal Crown™』が付属。
硬度・振動の伝達性が高いチタニウム製にする事で、優れたレスポンス・遠達性のある響きをもたらすと共に、
比重の高い準宝石を頂部に埋め込む事により、サウンドに纏まりを持たせるウェイトとしての効果があります。
キィ・管体材質には、堅牢性・耐腐食性に優れる洋白(ニッケル)材に銀メッキを施すことで、
度重なる使用による経年変化、圧力による変形・歪み等に対し高い強度を誇ります。
また、銀製の持つ柔らかさとパワー・洋銀の持つ明るさがミックスされたキャノンボールらしい響きは、
あらゆるジャンル・シーンにおいて、多彩な表現力・抜群の存在感を誇ります。
キィワークについても、現代の人間工学に基づき操作性・取り回しの良いキィレイアウト・ポイントアームを採用、
高度な演奏技術・フィンガリングにもしっかりと応えてくれる優れた設計機構を用いております。
キャノンボール社として『Mio Flutes』ブランドの商標を取り展開をしている本格的フルートブランドであり、
演奏面・製造面の双方より様々なアイデアを盛り込み製作された、高いパフォーマンス誇る頭部管銀製モデルとなります。
●仕様
●頭部管銀製
・頭部管：Ag92.5%/スターリングシルバー製
・ヘッドクラウン：スタンダード(Ag92.5%/スターリングシルバー製)
Royal Crown™(チタニウム製/ピカソジャスパー)
・管体/キィシステム：洋白製/銀メッキ仕上げ
・キィシステム仕様：オフセット/リングキィ
・トーンホール仕様：ドゥローントーンホール
・足部管仕様：H足部管
・Eメカシステム装備
※当商品は海外生産の商品となり、商品製造上の過程にてごく細かい擦り跡等が表層にある場合が御座います。
メーカーとして、製品上に於ける動作・サウンドに影響の無い程度の表層劣化は正常品としての扱いとなります。
事前に詳細をご希望の方は、事前にお問い合わせ下さい。
※ヘッドクラウンの準宝石につきましては、個体により柄・色味が異なります。
現在庫分の詳細をご希望の場合は写真をお送りさせて頂きますので、お気軽にお申し付け下さい。
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《スタッフコメント》
モダンサックスのトップブランドであるキャノンボール社が新たな試みとして立ち上げたMio Flutesブランド。
今日まで培ってきた楽器製作の技術・経験・オリジナリティを盛り込んだ本気のフルートを製作する事で、
数多の国内ブランドが群雄割拠するフルートにて於いて、一石を投じる新進気鋭のブランドとなります。
M6Eは頭部管銀製のスタンダードモデルであり、Mioシリーズの中心的な位置付けのモデルとなります。
サウンドについては、クリアで煌びやかなサウンド・輪郭がはっきりとしていて太くしなやかな音色が魅力的で、
アメリカン系の頭部管銀製フルートらしいキラキラしたブリリアントな響きが印象的なモデルです。
低音から高音まで鳴らしやすく、初めての方やリングキィに挑戦される方にも扱いやすいモデルであると共に、
キィシステムについてもやや大きめで安定感があり、非常に操作しやすい設計機構が取られております。
オリジナリティ感溢れたRoyalヘッドクラウンは、目を惹くルックスだけではなくサウンドにも大きな影響があり、
クラウンを交換する事で音質・響き・レスポンスが変化し、多彩なサウンドメイクを楽しめるのもポイントです。
何よりも、遠くから見てもキラリと光る準宝石がワンアクセントとしてとってもオシャレです！
まだまだ国内の流通は少ないメーカーですが、魅力的なサウンドに実用的なスペックが盛り沢山なモデルであり、
これから始める方・H足部管に挑戦したい方にも、是非一度吹いて頂きたいスタッフ一押しのモデルです。
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★Cannonball “Mio Flutes®”
ブラックサックスのパイオニアであり、近代のモダンサックスに於ける最高峰ブランドである『Cannonball』
1996年にアメリカのユタ州ソルトレイクシティにて、互いにサックス奏者であるラウカット夫妻により誕生し、
自宅の一角を工房へと改築、サックスの命とも言えるネックの加工・カスタマイズを手掛ける事より端を発します。
後にサックスブランドとして大成を成したキャノンボール社は、サウンド・楽器製造に対する追求・探求を行う中、
様々な楽器群の製作へと着手、その中で商標登録を取得し生まれたブランドが『Mio Flutes®』となります。
楽器群こそ異なるものの、そのサウンドへの拘り・楽器の造形ににかける情熱に一切の妥協は無く、
サックス製造の中で培った技術・経験を存分に活かし、高品質なフルートの製作を心掛けております。
また、音響学に基づくヘッドクラウンの素材変更や、美しい外観美と共に振動率の向上を求めた準宝石の採用など、
キャノンボール独自の発想により生み出される、今までに類を見ない設計機構を随所に盛り込む等、
同社の掲げる理想的なサウンドを追い求める為、今日でも日々研究・試行錯誤を繰り返しております。
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