MANUEL CACERES(マヌエル・カセレス) 松/ハカランダ 1993年中古品です。
マヌエル・カセレスはホセ・ラミレスⅢのもとで修業したのち、アルカンヘル・フェルナンデスのもとにて修業と薫陶を受けたスペインの伝統的ギター製作の本流をゆく製作家です。
スペインの伝統的ギター製作の本流をゆく製作家とは、
アントニオ・デ・トーレスに始まり
⇒マヌエル・ラミレス(トーレスを徹底研究して名器を生み出した名工)
⇒サントス・エルナンデス(マヌエル・ラミレス門下でナンバーワンの製作家)
⇒マルセロ・バルベロ(ヴューダ・デ・サントス・エルナンデスを製作した名工)
⇒アルカンヘル・フェルナンデス(マヌエル・レイジェスと共にマルセロ・バルベロの直弟子)
⇒マヌエル・カセレス又はマルセロ・バルベロ・イーホ(アルカンヘル・フェルナンデスの直弟子)
となります。
これが、現代ギターのことをスパニッシュ・ギターと言われる所以です。
マヌエル・カセレスは1963年(16歳)から1978年(31歳)の15年間、ホセ・ラミレスⅢのもとで修業したのち、1997年(50歳)までの19年間、アルカンヘル・フェルナンデスのもとでさらに修業と製作の手伝いをした後、自らの工房だけの製作となりました。
このギターが製作された1993年(この頃、すでに自身の工房は立ち上げていました。JARDINES.14/MADRID)には自分の工房でギター製作をする傍らアルカンヘル・フェルナンデスの仕事も手伝っていました。
表面板には上質で整った素直な木目のジャーマンスプルース、サイドバックは最高品質の木目の綺麗なハカランダと、素晴らしい申し分のない材料を使用しています。
ネックはセドロのスペイン式一本棹で指板はエボニーとなっています。
糸巻きは手彫りのフステロです。
このカセレスのギターは、アルカンヘルそっくりのしとやかで奥深い優しい音色になっています。
ネックは、真っ直ぐです。
修理箇所: ブリッジ下のセンター部にヒビの修理跡があります。フレット交換してあります。
傷みなど:フレットは全く減っていません。弾きキズ少し(年代相応です)、ブリッジ下に弦交換時に付いたものと思われるキズ、①弦の弦飛び跡一か所あります。一部、塗装の乱れがあります。
弦高:①3.0mm ⑥3.9mm
ナット幅:50.5mm
ナット部弦幅:41.5mm
ハードケース付きです。
ご注文はメール『guitar@lluck.jp』、またはお電話『03-3219-1339』へご連絡ください。
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