スリンガーランド社とリーディー社が共同で操業していた58年から65年まで僅かの時代に製造されていた
あのジャズドラマーShelly Manneのモデルとして登場したシリーズです。
こちらのSparkling Pinkカバリングが59年から67年までの期間で使用されていたため
こちらの個体は59年〜65年の間で製造されたものと思われます。
ちょうどスリンガーランド社の傘下時代のフラッグシップモデルです。
こちらの個体のシェルはマホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライシェル（メイプルレインフォースメント）です。
ヘッドを外してシェル内部も確認しましたが非常に程度の良いシェルで今の時代には出せないサウンドが得られます。
フープもオリジナルでスティック・セイバー・カウンター・フープと呼ばれるものが上下とも装着。
（ボトム側に1箇所少し凹みはございますがサウンドには影響しない程度です。）
こちらのフープはスティックを守るというよりも、内側にフランジした部分よりも、ヘッドの枠を押さえる部分の水平さとロッド穴部分の作りがサウンドに大きく関係しているように思え、プレスフープとダイキャストフープの中間のようなイメージです。
全面当たりのスナーッピーはこのモデルの大きな特徴でシェリー・マンが拘った、レスポンスのスピードを実現しています。
＜スペック＞
シリーズ：Shelly Manne Model
年代：1959-65年
サイズ：14"x5,5"
カラー：Sparkling Pink
シェル：マホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライシェル（メイプルレインフォースメント）
テンション：8テンション
フープ：スティック・セイバー・カウンター・フープ（ブラス）
ラグ：リーディーストリームラインラグ
ストレイナー：Broadway snare strainer
スナッピーワイヤー：PURESOUND 16本ワイヤー
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