世界のスタンダード D-28の新仕様を入荷。さらなる進化を遂げた王道中の王道。
世界の王道とも呼べるD-28ですが、この後仕様に関して説明がある為、
こちらの個体に関する音の感想ですが、低音がわりと前に押し出されている形で、
さらに音が前に飛んでており、より古き良き時代のMartinを目指した音に近づけている印象です。
この機会に是保ご検討ください。
【個体に関するスタッフコメント】
“鳴りの良さ”が一聴で伝わる、個体としてのポテンシャルに優れた一本。
この個体は、トップ材にスプルースを採用し、杢(もく)は全体的にやや粗めな表情を見せます。
均一な縞の美しさよりも、自然な木材の風合いと“実戦的な材”としての選定を感じさせるトップで、
いわば「見た目より鳴り重視」の一本。
新品でありながら、ボディ全体から立ち上がる響きにはすでに一定の“深み”を感じさせ、
個体としての潜在力の高さを印象づけます。
特筆すべきは、低音の広がりと音圧感。
ローエンドが非常に豊かで、
D-28らしいどっしりとしたボトムの中に柔らかさを持ち、
包み込むような余韻が心地よく響きます。
コードを鳴らした際の“鳴りの押し出し”は非常に強く、
単音でもしっかりと芯を感じさせる表現力があり、
アンサンブルでも埋もれにくい実力を備えています。
音の立ち上がりも良好で、ラフなストロークでもしっかりと輪郭を残してくれるレスポンス。
ブルーグラスからポップス、シンガーソングライター系の伴奏まで、
幅広いジャンルで“頼れる一本”として手元に置いておきたい存在です。
総じて、杢目の整った個体とはまた違った、“鳴りの良さに全振り”したプレイヤー向けのD-28。
見た目にこだわるよりも「音で選ぶ」という方には、間違いなくおすすめできる優良個体です。
【モデル説明】
-Style28の伝説に心をときめかせるのは一般の人も大物ミュージシャンも一緒だ。
偉大なミュージシャンも心を沸き立たせて童心に帰り、ギターヒーローが使っていた楽器に憧れを抱く。
そして彼らの音楽楽と共にMartin Style28の伝説も受け継がれていくのだ。
1833年創立という現存するギターメーカーの中でも最も古い歴史を持つMartin社の製
品は後の世のあらゆるメーカーのお手本となっている。
中でも「Style 28」はあらゆる楽器メーカー・製作家が追い求める理想の音を奏でる
楽器で、全てのアコースティックギターの礎と言っても過言ではない。
「Style 28」の歴史もまた古く、1902年には当時最大のボディサイズであった000サイズで登場。
トップ材にスプルーストップ、サイド&バックにブラジリアンローズウッド、指板にエボニー材を用いた
この「000-28」は開発初年度の1902年に1本のみ生産されている。
後の世まで続く「Style28」の基本仕様はこの頃すでに完成していた訳だ。
楽器メーカーとしての地位を獲得していったMartin社は1916年、大きな転機を迎えることになる。
今ではアコースティックギターの定番サイズとして誰もが知るボディ形状である
Dサイズ(=ドレッドノートサイズ)の開発だ。
1916年、Martin社がOEM生産していた楽器販売会社オリバー・ディッドソン社の
ハリー・ハント氏がD(=ドレッドノート)サイズの原型となるギターを提案。
このギターはそれまでのギターの常識を大きく打ち破るそのボディサイズの大きさか
ら、当時世界最強最大のイギリス戦艦「ドレッドノート号のように大きい」と例えられたことに由来し命名される。
当時開発されたDサイズのギターは12フレットジョイントのギターで
ボディサイズに伴う大音量で市民権を得ていく。
1929年、次の時代の定番となるさらなる革新が生み出される。
プロバンジョー奏者ベリー・ベクテルがより広い音域で演奏が可能な、ネックとボ
ディが14フレットで接合されたモデルを提案したのだ。
Martin社はStyle28でサンプルギターを完成させプロ演奏者の心を掴んでいく。
1931年には自社ブランドでD-1、D-2の製造を開始。このD-2が「D-28」の原型とな
り、その後正式に製造が開始される。
アコースティック史上、最も愛され続ける王道機種、「D-28」の誕生である。
受け継がれるStyle28の伝説に心をときめかせるのは
一般の人も大物ミュージシャンも一緒だ。
偉大なミュージシャンも心を沸き立たせて童心に帰り、
ギターヒーローが使っていた楽器に憧れを抱く。
そして彼らの音楽楽と共にMartin Style28の伝説も受け継がれていくのだ。-
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